それらしくなく、それっぽく

映画やドラマのネタバレがいっぱいある。誤字脱字もいっぱいある。

ブリジット・ジョーンズの日記

 

監督:シャロンマグワイア

2001年

 

 いやがおうにもドラマ”Fleabag”(2016年)を意識せざるを得なかった。そんな対比の中でもっとも際立つものが、この映画のありえなさである。本当にあり得ない。しかしそこが恋愛コメディとしての規律のようなもので、ハリウッド/ビリー・ワイルダー的であった。

 計算し尽くされたプロットやしっかりと作り込まれたセットとカメラワークは見ていて安心感があるし、ハッピーエンドに期待できるものであった。コメディとしても、笑える部分もあり、またキャラクターそれぞれの面白みも大変によかった。

 しかし、”Fleabag”とは大変な違いである。そして、あり得ない話なのである。これはあくまでも”ブリジット・ジョーンズの日記”の記事であるから、ここまでに止めるが。どちらも比較すればするほどに、大変に面白い作品であると思った。